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恐竜ドラマ「プライミーバル」コマ撮りアニメのようなCG 

CGの恐竜
CGなのに、まるでコマ撮りアニメのような
存在感のある動きが見られるカットがあります。


『恐竜SFドラマ プライミーバル 第2章』

第1話「ラプトル襲撃」
(NHK総合 2009年8月27日 20時~20時43分放送)


原題:『Primeval』
制作:インポッシブル・ピクチャーズ(2007年、2008年 イギリス)

第1シリーズ全6話
第2シリーズ全7話




■イギリスのテレビドラマです。イギリスでは2007年から放送が始まったそうです。

日本では、NHK総合で第1シリーズが今年1月に放送され、
第2シリーズは現在放送中です。(今週木曜日に第2話が放送されます)

参考:
恐竜SFドラマ プライミーバル|NHK総合海外ドラマ - NHK公式サイト
プライミーバル - Wikipedia


(第2シリーズの第1話しか見ていないため、他の回で
コマ撮りアニメ的な動きのCGが見られるかどうかわかりません、すみません。)



■どことなくコマ撮りアニメっぽい動き

動画はこちらで
Primeval Series 2 Episode 1 Part 4.
(『プライミーバル』シリーズ2 第1話 Part4) - YouTube
(5分28秒)

(主人公ニックは調査チームのリーダー。
ショッピングモールのエスカレーター付近でニックは
恐竜(ラプトル)に襲われそうになるが、仲間のスティーブンの撃った
麻酔銃が効いてラプトルは床に倒れる。間一髪助かるニック。
というシーンです。)

■動画の0分36秒~0分45秒の、倒れる恐竜(CG)の重量感に注目して見てみます。

「プライミーバル」シリーズ2 第1話より
恐竜が倒れる時、ゴトッという恐竜の頭部の重さがよく表現されています。
この硬質さを感じさせる動きは、CGではちょっと珍しいのではないかと思います。



「プライミーバル」シリーズ2 第1話より
また、恐竜が奥から手前に歩いてくる際は、
爬虫類的なギクシャクした首の動きが上手く再現されています。


■通常、3DCGの動きは、

・動きがぬめっとしている
・実写に比べて動きがなめらか過ぎるので、不自然に見える
・物体に重さがないように見える。実写のような重量感を表現するのが難しい


という特徴があるように思いますが、
この回に出てくるCGで作られた恐竜は、ストップモーション・
アニメーション(コマ撮りアニメ)を思わせる重量感のある動きが
まれに見受けられます。

爬虫類的なメリハリのある動きを追求した結果なのかも知れません。
子供の恐竜は体が軽そうに、大人の恐竜は重そうに、と
体重を描き分けることができています。


ストップモーション・アニメーション - Wikipedia
より以下引用です。

静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしカメラで撮影し、あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技術、技法。アニメーションの一種であり、SFXの一種。コマ撮り(コマどり)ともいう。
(引用終わり)





同じ回の別のシーンで、上記のCGが使い回されています。

動画はこちらで
Primeval Series 2 Episode 1 Part 5.
(『プライミーバル』シリーズ2 第1話 Part5) - YouTube
(9分7秒)

動画の6分30秒~6分32秒
「プライミーバル」シリーズ2 第1話より



上:第1話エスカレーターのシーン
下:同1話の別のシーン

「プライミーバル」シリーズ2 第1話より
恐竜の角度が同じです。



■そのままただ使い回しているのではなく、動きが微妙に変えられています。
先のカットは床で頭が大きくバウンドしていますが、
後者はほとんどバウンドしていませんし、倒れ込む時の頭部の角度も少しちがいます。

「プライミーバル」シリーズ2 第1話より
上のシーンの画像と下の画像とで、恐竜の頭の角度がちがいます。


「プライミーバル」シリーズ2 第1話より
尻尾の描く軌跡もちがっています。

後者の倒れ方は総合して「ぐにゃっ」としており、CGっぽい印象を受けます。



■恐竜がぼやけて見えるのはなぜ?

背景と実写の人物をCG合成する場合は、合成の不自然さを目立たなくさせるため、
人物の質感の情報量を減らしている。(人物にぼかしを掛けている)
そうすることで背景と人物との質感を馴染ませている。
という記事を以前書いたことがあります。

こちらです
Mr.Children「エソラ」PV 2種類の撮影方法 - 映像大好き
木村拓哉「日清カップヌードル」CM どの部分がCG合成か図解 - 映像大好き


以前の記事で触れた映像は、見ても気にならない程度のぼかし加減です。
よく見れば、人物の質感がのっぺりと加工されている。
合成なしのカットと見比べると質感がちがう。という程度です。

『プライミーバル』シリーズ2 第1話では、恐竜のCGにかなり大胆に
ぼかしが掛けられています。
そのため、恐竜は常にピントが合っていないような、ぼやけた感じに映っていますが、
CGっぽい質感が軽減されて見えると思います。



■メイキング映像

Primeval Making-of (season 1) part 3
(『プライミーバル シーズン1』メイキング part3) - YouTube
(9分28秒)

Primeval Making-of (season 1) part 4
(『プライミーバル シーズン1』メイキング part4) - YouTube
(6分09秒)

Primeval Making-of (season 1) part 5
(『プライミーバル シーズン1』メイキング part5) - YouTube
(7分38秒)

メイキング映像の動画です。(英語です)
合成シーンの撮影・演技・人形(ロボット)・CGについて、
俳優の方々や技術スタッフの方々が、それぞれ語っているようなのですが、
英語がわからないので何と言っているのかわかりません(;ω;)
でも映像を見るだけでも面白いです!

合成前の映像と、クリーチャーのCGを合成した後の映像を、交互に見せています。
撮影では、長い棒の先に白い球体を付けたものをスタッフが手で持って動かし、
俳優さんは白い球体をクリーチャーに見立てて演技しています。
棒を持ったスタッフと俳優さんが笑っているシーンは
思わずこちらも笑ってしまいます。

動画に出てくる緑色のトカゲのような小さい恐竜はCGではなく、
ものすごく精巧に作られたロボットで、驚きました。




Primeval Making-of (season 1) part 6
(『プライミーバル シーズン1』メイキング part6) - YouTube
(8分20秒)

こちらのメイキング動画の4分43秒~5分18秒では、
1.撮影時の映像
2.(1)にCGを合成した映像

を数カット分見ることができます。面白いです!


■動画の5分1秒~5分8秒では、「クリーチャーが車のフロントガラスを割る」
というカットが完成するまでの様子を、順を追って見せています。

「プライミーバル」シリーズ1 メイキングより
1.
ブルーバック(合成素材を撮影する際の背景)で車の
フロントガラスが割られるカットをスタジオ撮影。
カメラは車の中にあり、「車に乗っている人から見た様子」という設定で
固定カメラで撮影。
撮影用の特殊ガラスを窓にはめ込み、棒の先に付けた球体で
フロントガラスを車の外から叩き割る。


「プライミーバル」シリーズ1 メイキングより
2.
窓から見える景色(実写)をCGではめ込み合成。
この時車が揺れているように見えるけれど、
車ではなく合成した景色のほうを揺らして、車が揺れているように見せている。


「プライミーバル」シリーズ1 メイキングより
3.
3DCGで作られたクリーチャーを合成。
造形と動きは完成しているが、質感がまだ作り込まれていない。


「プライミーバル」シリーズ1 メイキングより
4.
クリーチャーにテクスチャを貼り付け、リアルな質感を作る。
光源に合わせてクリーチャーに影を付けて完成。



■気になる映像がたくさんあるのですが、
一ヶ月ぶりの更新になってしまいました。
(ブログの動作確認に時々使っていたノートパソコンが壊れてしまい買い換えました)


少し前のサーバー障害以降、ブログ管理画面の一部コメント返信機能に
不具合が出ていました。FC2さんに問い合わせたところ、
なんと直していただけました!
ユーザーの一人ずつに対応してくださるなんて、すごく感動しました…
FC2さん、どうもありがとうございました!


■ブログを始めて一年が経ちました。
ブログを見てくださる皆様、どうもありがとうございます!

拍手を押してくださった方、ありがとうございました。















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